2012年08月02日

福島県の専門学校が中学校卒業者向け高等課程を開設

専門学校をめぐる報道の中に、よく勘違いされてしまう言葉があります。
一般に、職業教育を行う学校のことを「専門学校」と称することがありますが、実は単なる職業教育を行うだけの学校ではなく、いろいろ存在する学校のカテゴリの中のひとつに「専修学校」があり、その中に専門学校があります。

専修学校という学校の種別の中の、高校卒業を入学資格とする「専門課程」、中学卒業を入学資格とする「高等課程」、そして入学資格にこだわらない「一般課程」があります。

この「高等課程」のうち、文部科学大臣が指定した学科で、修業年限が3年以上、かつ総授業時数2,590時間以上などの要件を満たした場合は、大学入学資格、つまり高校卒業と同等の資格が得られます。

この高等課程が、福島県郡山市に来年度から開設され、東日本大震災の被災県である福島県の若者に対する中等教育、そして職業教育の新たな場として期待されています。

プレスリリースより。
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2012年08月02日
FSGカレッジリーグ
国際アート&デザイン専門学校


国際アート&デザイン専門学校、中学校卒業者を対象とした
高等課程『FSG高等部』を2013年4月開設
〜“好き”を育て未来へつなぐクリエイティブ総合学科を設置〜


福島県最大級の専門学校グループ FSGカレッジリーグの国際アート&デザイン専門学校(所在地:福島県郡山市方八町2-4-1、学校長:柳沼 信之、URL: http://www.art-design.ac.jp )は、専門学校としてデザイン分野、マンガ・イラスト分野、エンターテイメント分野において職業教育による数多くの教育実績を挙げて参りました。この度、個性を尊重した教育の必要性が高まる中にあって多様化する生徒ニーズに応える教育機関として、中学校卒業者を対象とした「専修学校 高等課程」(福島県知事認可)を、『FSG高等部』として2013年4月に開設致します。

『FSG高等部』URL: http://www.fsg-hi.jp
※現在プレオープン中。本オープンは8月下旬予定。


【高等課程 設置経緯】
今回の東日本大震災及び福島第一原発事故により、浜通り地域を中心とした福島県内から県外への避難、相双地区の高等学校がサテライト校舎へ移動するなど、若者の教育環境は大きく変化しています。

また全国レベルにおいても現在の教育現場では、一部の生徒が学校生活に馴染めないなど大きな社会問題となっています。このような生徒の割合は、全国の中学生で全体の2.9%(約10万人)、高校生も3%弱(約10万人)と言われており、ここ数年は横ばいの傾向で推移しています。

このような状況の中、国際アート&デザイン専門学校では「“好き”を未来につなげる学校」をコンセプトとした、生徒がなりたい職業へ一歩踏み出せる「高等課程」の学校が必要であると考えました。

そこで当校は、中学校卒業者を対象に、県内で就学する機会を確保して進路の選択肢を拡充することを目的とした『FSG高等部』を2013年4月に新たに設置することといたしました。設置学科は「クリエイティブ総合学科」となり、FSGカレッジリーグならではの充実したカリキュラムだけでなく、スクールカウンセラーを配置して安心して就学できる環境を整備するなど、生徒の心理面もサポートします。


【授業内容】
通信制・単位制高校 開志学園高等学校との教育連携により、1年次では基礎学力を身につける一般教養科目を重点に学びます。2・3年次は、イラスト・マンガコース、ファッションビューティコースに分かれて専門性を深め、未来の自分、将来の仕事へ進むための学習をします。


【本校ならではの特徴】
1)FSGカレッジリーグの専門教育ノウハウを活かしたカリキュラム
まもなく30周年を迎えるFSGカレッジリーグの専門教育ノウハウを活かしたカリキュラムで一般科目に加えて業界ニーズに合った専門科目を学びます。

2)『FSG高等部』だからこそ出来る情操教育
普段より各業界の第一線で活躍するプロ講師の指導による教育環境が整備してあります。また、部活動のほかFSGカレッジリーグ合同学園祭やアートイベント「PAF」、ファッションショー「BF FESTA」など数多くのイベントに参加し、同級生やFSGカレッジリーグ専門学校の先輩たちと本校ならではの感動が体験できます。

3)「学生一人ひとりに」きめ細かい指導体制
学生一人ひとりと向き合い、きめ細かい指導を行います。生徒の修得スピードに合わせ個々の生徒の生活状況の把握とともに、学習状況を授業単位に確認し、一人ひとりにあった対応を行います。また、職業教育の他にも就職活動に役立つビジネスマナー等、企業が求める「人間力」を身につけるために必要な科目も学びます。

4)進路決定率100%を実現します
進路指導においては、キャリアカウンセラー(厚生労働省指定ICDS委員会認定)による個々の状況に合わせたアドバイスを含め、専門学校で築いてきた就職活動のノウハウを活かした就職指導や、専門学校・大学・短大等、卒業時の進路決定100%を実現します。


【募集要項】
学科名 :クリエイティブ総合学科
コース :イラスト・マンガコース
     ファッションビューティコース
募集定員:40名 男・女
入学時期:2013年4月
修業年限:3年
受験資格:次のいずれかの条件を満たす者
・2013年3月中学校卒業見込みの者、若しくは中等教育学校の前期課程を修了見込みの者
・中学校若しくは、これに準ずる学校を卒業した者
・中等教育学校の前期課程を修了した者
・文部科学大臣の定めるところにより、前号に準ずる学力があると認められる者
出願区分:推薦入試/一般入試/併願入試
出願期間:2012年11月28日(水)〜2013年3月21日(木)
選考日 :2012年12月15日(土)以降 全4回
試験会場:国際アート&デザイン専門学校 (福島県郡山市方八町2-4-1)
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2012年07月27日

「入れ墨で通学拒否は違法」 元学生が専門学校側を提訴

入れ墨を入れた専門学校生が、学校側から通学拒否を命じられた件について訴訟問題となっています。

私の個人的な意見としては、「入れ墨を入れる」という行為自体が社会的批判に曝されることを承知で行った行為であり、反社会的組織の構成員と思われて当然であるし、現実にそう思わせる効果があるのだから、それを理由に学校側が当該学生を拒否する権利は持っていると思っています。

しかし、少し冷静に考えてみると、いくつか問題があります。

そもそも「入れ墨」とは何なのでしょうか。

昔、頭髪を脱色したり、染めたりすることが校則で禁止されている学校がありました。確かに黒髪の生徒がが茶髪、金髪になることについて違和感がありますが、もし若くして白髪の多い生徒が、劣等感を抱いて黒髪に染めた場合、校則違反となるのでしょうか。

「入れ墨」と一口にいっても、アートメイク的な入れ墨もあるし、本当にファッションとしてタトゥーを入れるという入れ墨もあります。何を以て「入れ墨」を定義しているのか、私は疑問です。

また、この記事によると、学生側の主張や行動も、休学して入れ墨の除去手術を行ったという経緯があり、学校側ももう少し理解してあげることはできなかったのかという印象も持っています。

その一方で、「優秀な職業人を育成して社会に輩出していく」という専門学校の立場からすれば、確かに学生の入れ墨の有無は問題ですし、ファッションとしてのタトゥーと、反社会的組織の入れ墨を線引きすることなんてそうそうできません。入れ墨があるという事実をもって退学処分というのも理解できなくはありません。

どちらの主張が正しいかは、これから法廷で決着するのだと思いますが、この事件は、明確に白黒をつけることは難しいと思いますので、できることなら和解して復学または双方が納得のいく形で決着をつけていただきたいと思います。

「入れ墨で通学拒否は違法」 元学生が専門学校側を提訴(朝日)
 入れ墨を理由に、医療系の専門学校への通学を拒んだのは人格権の侵害だとして、元専門学校生の男性(33)が、学校法人「モード学園」(大阪市北区)に慰謝料など約230万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。学園側は25日の第1回口頭弁論で、「入れ墨は学校の風紀を乱す」と争う構えを示し、請求の棄却を求めた。

 訴えによると男性は2010年春、柔道整復師の受験資格を得るため、同学園が経営する大阪市の専門学校「大阪医専」に入学。すぐに担任から「入れ墨があると資格取得が難しくなってきている」と聞き、高校3年時にファッション感覚で、背中の右肩近くにライオンの顔の入れ墨(縦横約20センチ)をしたと申告した。

 数日後、学校側から「入れ墨があれば入学を断っている」として、休学して同年8月までに消すか、退学かを迫られた。男性は休学し、除去手術を2度受けたが、期限までに消えず、今年3月に除籍になった。

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2012年06月13日

NHK「オトナへのトビラTV」に当サイトが企画協力

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6月14日にNHKのEテレ(教育テレビ)で放送された「オトナへのトビラTV」で、当サイトの松本が企画・制作において取材協力を行いました。

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拙著『大学より専門学校がトク』で、幾度にも渡って掲載したホンダテクニカルカレッジ関東が紹介されました。
ホンダテクニカルカレッジ関東

こちらはNHKのオフィシャルサイトです。
オトナへのトビラTV 大学よりも”専門学校”?

サブタイトルからもわかるように、大学よりも専門学校を選ぶ若者が多くなっていて、大学へ入学してから就職に困るより、まずは就職を確保できる専門学校を選ぶ方がトクであることを、主なメッセージとしています。

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また、以外と知られていませんが、2年制の専門学校(総授業時数1700時間以上)を修了すれば、「専門士の称号が得られます。そしてその要件を満たしたものは、4年制大学へ編入することができるので、専門学校と大学の「いいとこ取り」も可能であるとする、専門学校ウェブTM 代表の松本の主張が紹介されています。

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景気が悪くなると注目される専門学校業界ですが、やはり国を支えるのは経済活動であり、その経済活動を担っている中心は企業や労働者であります。より高度な技術を身につけた上で、社会に貢献できる社会人を輩出すべく、より充実した就職活動を行うため、専門学校は最適な社会人養成学校なのではないかと思っています。



今後とも専門学校ウェブTMにご注目いただければ幸甚です。

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2012年06月08日

「就職に有利」専門学校の人気再燃 6年ぶり学生数増加

10月22日の記事ですが、私のブログに保存してあったので公開します。
まぁ、専門学校さえ卒業すればいいって話ではないんですけどね。

「就職に有利」専門学校の人気再燃 6年ぶり学生数増加(朝日新聞)
 専門学校の人気が再燃している。減少を続けてきた学生数が今春、6年ぶりに増加し、高校新卒者の専門学校への進学率も上がった。4年制大学の卒業後に専門学校に入り直す学生も増えている。長引く不況のなか、「就職に有利」という特色が見直されているようだ。
posted by 専門学校ウェブ担当 at 10:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

授業料滞納者が9ヶ月で3倍……

私立高校での授業料滞納が深刻化しているようです。

通っている高校が寛容であったり、奨学金などの適用を受けられる場合はまだ良いのですが、いよいよ退学を余儀なくされるということだと、本当に辛いですね(-_-;)。
私立高校の学費というのは、授業料ベースで年間5〜60万円。この他に諸費用がいろいろかかるそうで、もし私が高校時代に親に何かがあったらどうしていたかと思うと、本当に怖いですね。
posted by 専門学校ウェブ担当 at 10:08| Comment(0) | 教育制度問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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